ぶらり ひとり旅 新潟

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ぶらり ひとり旅 新潟(2010年9月24〜25日)

新潟市男女共同参画推進センター「アルザにいがた」から、9月24日(金)午後と翌25日(土)午前に講座を組んで講師として呼んでいただいたので、ネットで往復の航空機の早割チケットを購入して、新潟市に一泊二日の旅に出かけてきた。

新潟空港 新潟空港



24日(金)は早暁4時半に起きて、伊丹空港発7時30分のANA機に乗り、新潟空港に8時35分に着く。
新潟空港に降り立つのは、2か月前の7月初旬に(新潟県)三条市中央公民館で開かれた「中越地区公民館研究大会」で講演「「公民館を元気な地域づくりに役立てるために」 〜人が集まる!行列ができる!講座とチラシの作り方〜」の講師を務めたとき以来だ。

新潟駅SL蒸気機関車 新潟駅SL蒸気機関車
                              JR新潟駅に停車中のSL(蒸気機関車)C57 180
新潟空港からJR新潟駅行きのリムジンバスに乗り、30分ほどで新潟駅南口に到着。
新潟駅にはたまたまSL(蒸気機関車)が停車していて、勢いよく煙を噴き上げていた。
帰宅後ネットで調べてみると、平成11年(1999年)に「磐越西線」(新潟駅〜会津若松駅)を走るSL定期運航便の「SLばんえつ物語号」として復活したSL貴婦人(C57180)だそうだ。
関連記事:YouTube/SLばんえつ物語 2010 9月

新潟市男女共同参画推進センター 新潟市男女共同参画推進センター「アルザにいがた」(万代市民会館3階)


「アルザにいがた」での講座は午後1時半からだったので、それまでの3時間あまり、新潟駅の北側(万代)一帯の市街地を徘徊して、まちのたたずまいを楽しむとともに、マンホールの蓋の写真撮影にいそしんだ。

「アルザにいがた」での講座は、24日(金)は男女共同参画講座「企画者のためのスキルアップ講座」全2回のうちの第1回「講義・グループワーク 人が集まる! 行列ができる! 男性講座の作り方」。
25日(土)は定年期男性の生き方講座「Around60 58〜65歳の男性に贈る応援講座 これからが面白い!第二の人生の楽しみ方」全3回のうちの第1回&「パパの子育て応援講座 2010パパ革命〜家族で始めるハッピーライフ〜」全2回のうちの第1回「テレビCMがおもしろい メディアが描く男性像の変遷 大研究!!」。どちらも定員を上回る応募者があった。
「アルザにいがた」はいつも意欲的な講座を企画していて、幅広い市民の利用があり、館に賑わいがあった。
関連記事:Amebaブログ/アロマな生活 〜aromanalife〜/行列のできるチラシの作り方

萬代橋

初代萬代橋親柱

(上)豊かな水量の信濃川にかかる萬代橋。右岸の「信濃川やすらぎ堤」から眺めたところ。前日の雨のせいか、川の水は褐色に濁っていた。
(左)流作場五差路の一角に立つ初代萬代橋の親柱のレプリカ。


講座終了後、レインボータワーのある「万代シティ」界隈を通って萬代橋を見物したあと、東大通交差点角にあるホテルに投宿する。
「新潟市のシンボル」として市民に親しまれる萬代橋は、幅22m、長さ307m。1929年(昭和4年)に竣工した現在の橋は3代目。“信濃川にかかる萬代橋”は今回の新潟行きで、事前の下調べで最も眺めてみたいと思っていた風景だったので、期待にたがわぬ雄大さに大満足。
また、新潟市はデザインマンホールの種類が多く、カラーマンホールも随所に点在していて、とても徘徊しがいがあった。

新潟市マンホール 新潟市マンホール 新潟市マンホール

 ミニ写真集:新潟市のマンホールの蓋を見る

25日(金)は12時半に講座を終えたあと、夕方の5時半にJR新潟駅南口で空港行きのバスに乗るまで、約5時間。
事前にネットで「新潟市 観光」と検索して、新潟市公式観光情報サイト「新潟市の観光案内」にたどり着き、下町(しもまち)と呼ばれる萬代橋の西方に広がる旧市街地一帯を散策する予定だった。
ところが、そこに行きつくまでに、「アルザにいがた」の北方にすっくとそびえ立つ背高のっぽのビルが目に入り、まずそこに立ち寄ることにした。

朱鷺メッセ 万代島ビル

(左)南側からビルを遠望する。背の高いビルがホテル日航新潟などが入っている「万代島ビル」。左手の背の低いビル群が「新潟コンベンションセンター」。合せて「朱鷺メッセ」という愛称をもつ。
(右)万代島ビルを間近から見上げたところ。

万代島ビルの31階が「Befcoばかうけ展望室」というとても面白い名前の展望室になっていて、1階のエレベーター前に長い行列ができていた。
入場料無料なので、辛抱して待つこと30分。地上125mの展望室に到着。4面とも全面ガラス張り。「日本海側随一の高さ」を誇るだけあって、新潟市街をはるかに見下ろし、遠くの海原や山々を見渡す360度のパノラマはまさに絶景。
万代島ビルの竣工は2003年3月だが、「Befcoばかうけ展望室」になったのは昨年(2009年)12月。「Befcoばかうけ展望室」は今や新潟市の新名所になっていた。

新潟市Befcoばかうけ展望室 新潟市Befcoばかうけ展望室

(左)北側の信濃川河口は新潟西港。遠くに水平線が見える。
(右)南側に広がる市街地。越後平野の広大さをうかがうことができる。遠くに横たわる山並みは越後山脈だろうか。

信濃川河口

信濃川河口

(上)柳都大橋の上から上流にかかる萬代橋を眺める。
(左)上大川前通あたりで見かけた趣のある木造家屋。明治・大正のころに建てられた旧家だ。


万代島ビルの南側にかかる柳都大橋を渡って対岸の下町(しもまち)と呼ばれる旧市街地に足を踏み入れる。
事前にネットで調べて入手した「にいがた下町うんめいもん巡り 2時間コース」に沿って歩くつもりが、途中で道を迷ってしまい、旧家の立ち並ぶ最もディープな界隈(古町通、赤坂町、西湊町あたり)には行き当たることができなかった。
帰りの時間を気にしながら、旧市街中心部を縦横に走る大通りや商店街(西堀、古町、東堀、本町、上大川前)のいくつかを通り抜け、萬代橋を通って、JR新潟駅に向かう。
新潟駅南口のバス乗り場でリムジンバスに乗り、新潟空港発18時40分のANA機に乗って機上の人となり、8時前に伊丹空港に、無事、戻り着いた。

ちなみに、2日間で集めたマンホールの蓋の写真は全部で119枚にのぼった。
新潟市は人口80万人の政令指定都市。面積は726ku。大阪府や香川県の4割ほどの広さがある。2005年には新津市、白根市、豊栄市など12市町村を編入合併しているが、JR(旧国鉄)の鉄道車両製造工場がある旧新津市には煙を吹きながら走るSLが描かれたデザインマンホールがあるとのこと。いつか、ぜひ、訪れてみたいものである。

今回かかった主な費用は、ANA機が、行きは「旅割」で13,000円(通常運賃は31,200円)、帰りは「スーパー旅割」で10,700円。ホテル代は「じゃらん」で3,300円−300円。計26,700円。
ネットを利用すると、結構「格安旅」を楽しむことができるものである。

関連記事:新潟市総合情報誌「NIIGATA CITY 新潟」2010 Vol.7(2,010年8月)/03〜04 特集 にいがた未来像 開港150周年に向けて 扉(4.90MB)

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