ぶらり ひとり旅 温泉津(ゆのつ)

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ぶらり ひとり旅 温泉津(2008年9月4日)

島根県男女共同参画センター あすてらすで開かれた「男女共同参画テーマ別入門講座 自分らしく生きるための 第2の人生応援講座」の1回目(「人生再設計のすすめ」)と2回目(調理実習)の講師として招かれて大田市に行くことになったので、前の日から出かけて、温泉津(ゆのつ)温泉を訪ねてきた。

JR大田市駅 島根県男女共同参画センター




(左)JR大田市駅
(右)島根県男女共同参画センター あすてらす

島根県男女共同参画センター あすてらすに行くのは、2000年2月に「気づいて得する 男性のための土曜セミナー」の講師に招かれて以来だから、久しぶりである。大田市は日本海に沿って東西に細長くのびる島根県のほぼ中央部にある。島根県男女共同参画センター あすてらすは、JR大田市駅を降りたすぐそばにあり、5階建ての建物の最上階(5階)には宿泊施設があり、低料金(素泊まり、1泊 4,900円)で宿泊できるようになっている。

前回、2000年は、講座が終わったあと、その宿泊施設に1泊して、大田市駅前から大森行きのバスに乗り、歴史的な建物が多く残る大森の町並みを訪ねて、界隈を半日のんびりと散策した。全国によくある、まるで映画のセットのような作り物めいたものではなく、実際に人々の今の暮らしと解け合った感じのする落ち着いた町並みで、とても気持ちよく散策することができた。その素敵な町並みが、大田市の「町並み保存条例」によって、地元の人々と行政が一体となって守り育てているものだという説明が町のあちこちにあって、納得し、とても感動した記憶がある。2007年7月に「石見銀山遺跡とその文化的景観」がユネスコの世界遺産に登録されるよりもずっと以前のことだったので、あまり人混みもなく、しっとりとした町並みを存分に楽しむことができた。

今回は、大田市の西隣に位置する温泉津町温泉津温泉に行くことにした。ずっと以前から、温泉津(ゆのつ)という言葉の響きにひかれて、機会があれば、一度訪れてみたいと思っていたのと、最近、この温泉町にやってきた若女将が、若いスタッフといっしょになって、温泉旅館の経営の立て直しに成功しただけでなく、いろいろと新しい地域おこしの取り組みを行っているという噂を耳にしていたからである。(関連記事参照)
関連記事:株式会社 日立ソリューションズ>ビジネスコラム>平成の世にサムライを探して>第五十五回 山根多恵 -前編- 世代をつなぎ、過疎の温泉町を活性化 若女将の地域活性奮闘記 (2010.07.15)

9月4日(木)、ネットでチケットを予約したJALで正午前に大阪・伊丹空港を飛び立ち、1時間で出雲空港に到着。空港からバスに乗ってJR出雲駅まで行き、そこから列車で大田市駅まで行くつもりが、うっかりして松江駅行きのバスに乗ってしまい、予定より30分ほど遅れて男女共同参画センターに着く。翌日の講座の打ち合わせをしたあと、さっそく温泉津に向かうことにする。

列車は1時間に1本ほどしかないので、帰りの列車の時間を調べてから、山陰本線の浜田行きの各停に乗る。大田市駅から西に6つ目の温泉津駅で降り、温泉津港に向かってブラブラと歩いていくと、10数分ほどで温泉街の入り口にたどり着く。

温泉津温泉 温泉津温泉街入り口
(左)温泉津温泉に向かう町並み       (右)温泉津温泉街入り口

石見銀山の積み出し港として栄えた港町の歴史のある温泉街ということで、世界遺産ブームでさぞかし賑わっていると思っていたが、客足はほとんどなく、こぢんまりとした、しっとりと落ち着いた温泉街だった。大型旅館はなく、客室数が15人〜54人の旅館が20軒足らず。土日は別として、平日は客がまばらな、ひなびた温泉街の風情が漂っていて、穴場の温泉として最高の雰囲気だった。


龍御前神社 薬師湯






(左)龍御前(たつのごぜん)神社
(右)薬師湯

日のあるうちは温泉津港の周辺を散策し、堤防に腰を下ろして、静かな海をしばし眺め、そのあと、温泉街をのんびりと散策する。西楽寺、恵b寺、龍御前神社などいくつかの寺社にお参りをする。龍御前神社は、背後に高くそびえる岩が龍が大きく口を開けたように見えるところから、温泉津港に出入りする北前船の守り神として信仰を集めたとのことである。

日が落ちる前に、温泉街の中心部に戻り、日本温泉協会から最高評価「5」の認定を受けたという天然温泉「薬師湯」と、温泉津でもっとも古い温泉「元湯温泉湯治の湯 泉薬湯」という源泉かけながしの外湯温泉2か所(各300円)をはしごして、のんびりと湯に浸かる。その後、再び列車に揺られて、8時前にあすてらすに帰館。近くのラーメン店で腹ごしらえをして、翌日の講座に備えた。


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