「2007年問題」って、ご存じですか?

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「2007年問題」って、ご存じですか?
(摂津市立女性センター・ウィズせっつ  「ウィズレポート」Vol.14(2005年3月))

「みんなのエッセイ」
「2007年問題」って、ご存じですか?
                       「男の料理コトはじめ」講師 男の手料理研究家 吉田清彦

1947年から49年にかけて生まれた人たちは、合わせて約800万人。前後1年ずつを加えると約1000万人。団塊の世代と呼ばれて、これまで、さまざまな局面で話題を賑わしてきた。

その団塊世代の男たちが2007年から定年退職期を迎える。
これが「2007年問題」である。
なぜ問題かというと、これまで戦後の経済成長を支えて、高収入を得、高い税金や社会保険料を支払ってきた世代が、今度は年金を受け取る側に回るからである。

それに、専業主婦が多いのも団塊世代の特徴である。
団塊世代の男たちは、「性別役割分業」批判に対して頭では理解を示しつつも、実際には、家の事は妻に任せて「会社人間一筋」に生きてきた人たちが多い。「男女共同参画社会の実現」という視点から言うと、そのような男性がそのまま家庭に戻ってくれば、夫婦間、家族間、あるいは地域でさまざまなトラブルが生じるのは目に見えている。まわりの者はもちろん、本人も大変である。

そこで、団塊の世代の退職後の地域社会へのソフトランデイングに対する社会的な支援が求められている。
「男の生き方セミナー」「地域での仲間づくり講座Jなど、彼らが家庭や地域にソフトランディングできるような各種の講習、講座の継続的な開催が必要である。
自治体の取り組みだけでなく、企業も含めて、官民あげての取り組みが求められている。退職してからでは遅すぎる。いまが重要である。

      情報誌「ウィズレポート」Vol.14(2005年3月)
      (発行:摂津市男女共同参画センター・ウィズせっつ、編集:NPO法人 情報ネットワークス)


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男女共同参画・男の生き方・吉田清彦論稿集
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「2007年問題」ってご存知ですか?(摂津市立男女共同参画センター・ウィズせっつ情報誌「ウィズレポート」Vol.14(2005年3月))
「男はもっと生活力を、女はもっと経済力を」(兵庫県男女共同参画審議会 第2期委員公募原稿 2004.8)
「とかく世間というものは――「世間」考現学」(「それいゆ」 1984.12)(3.60MB)

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